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老後は田舎で暮らしてみたい

 都会の喧騒を離れて、老後は静かに田舎暮らしがしてみたい、そう考える人は、「田舎」にとってメリットがあると考えているはずです。どんなところが田舎のメリットといえるのか、考えてみましょう。
 まず、田舎といえばやはり自然が豊かというのは間違いありません。また、田舎は空気がきれい、これは心と体の健康に大きく影響するはずです。自然が豊かな場所で、外気を感じてのびのび生活できる、そんなところがメリットといえるでしょう。そして同時に農作物や漁業が盛んな場所なら、新鮮なお魚もお安く、そして簡単に手に入ります。そして田舎のデメリットして20年前には良く言われていた、情報が少ない、買い物が不便だという問題はほとんど解決しています。今はインターネットができない場所のほうが特殊ですし、生活用品や食料の通信販売も今は自由に選ぶことができます。
 ですがもちろん、田舎暮らしはメリットばかりではありません。後ほど田舎暮らしのリスクとしてまとめて紹介しますが、やはり田舎ごとに環境は異なります。どこで老後を過ごすのかは、田舎であればどこでもいいと言うわけにはいかないのです。まず定年後などある程度お年を召してからの移住であれば、移住先が、現在住んでいる場所からあまりに遠過ぎないほうがいいでしょう。今現在付き合いのある友人や親類などとの間が疎遠になってしまうことももちろん、冠婚葬祭などで移動しなければならなくなった場合、とても大変になってしまいます。遠方になればなるほど、移動には時間もお金もかかってしまいます。特に老後の移住先として田舎を選択する場合には、若い頃のようなフットワークで長時間の移動は難しくなるでしょう。そして健康に不安があるようであれば、冬にあまりにも寒い場所、夏にあまりにも暑い場所はつらいでしょう。どんな田舎で老後の生活を送るのか、住みたい場所ばかりではなく、住みやすい場所も一緒に考えなければいけないのです。

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