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田舎で仕事を見つけるには

 リタイヤ後の生活を田舎で、という人でなければ、田舎に引っ越した後、その田舎での生活を成り立たせる必要があります。生活していくのに必要なのは、もちろんお金、そしてお金を得るためにはどうしても仕事が必要になります。先ほども少し触れましたが、田舎は都心に比べれば求人そのものの数も、収入面でもなかなか厳しいものがあります。もちろん実際田舎で生活している人達は、その仕事の中で生活を成り立たせているのですから、たとえ給料が半分になっても生活できないということはあまり無いはずです。実際私がそうでしたから、これはそう難しいことは無いはずです。ただ、収入という目に見える数字が、大きく減ってしまうことに最初は抵抗があり、なかなか仕事探しに難航してしまうこともあります。田舎に引っ越して、仕事を見つけるのであれば、ある程度収入が減ること、違う職種に就くことなどは覚悟しておいたほうがいいでしょう。もちろん田舎はそもそも賃金が安いというのはご存知のはずです。地域別の最低賃金(時給)で比較すると、最も賃金が高い地域と比較すると、最も安い地域は80%以下になります。20%ほど収入が下がることは、当たり前ということになります。そんなものだと割り切ることも必要ですよ。
 といっても、田舎には田舎ならではの仕事もあります。例えばレジャーが盛んな地域ならインストラクター、自然が豊かな地域であればアウトドア関連の仕事、観光地であれば観光客を相手にした様々な職種があります。せっかく田舎で暮らすのであれば、なかなか都心では味わえない仕事を、楽しみながらやるというのもいいものですよ。

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