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田舎のいいとこ悪いとこ

 田舎にはもちろん、いいところもあれば悪いところもあります。ですが田舎の良し悪しというのは、同じ環境を指すことも多いのです。田舎の環境を、「良い」と感じるか「悪い」と感じるかは個人個人の考え方でかなり異なってしまうことが多いのです。それでは都会の便利さと引き換えに得られる田舎の良さは、何でしょう。単純に考えれば、便利の逆は不便です。不便なところがいい、そう感じることは何でしょうか。
 実際に私が感じたのは、訪問販売や保険屋さんなどなど、セールスが少ないことです。宗教勧誘もほとんどお目にかかったことがありません。ただ、宗教関係の勧誘は、田舎かどうかというより地域差があるでしょうから、これは良いところとはいえないかも知れません。
 コンビニまでであれば100円ほどで往復できます。コンビニで買うのかスーパーで買うのか、また必ず一回の買い物で使うガソリン代、それも考えてまとめ買いもするようになったので、収入が減っても、生活が貧しくなったとは感じません。
 それではやはり、田舎の悪いところはなんでしょう。田舎といえば自然豊か、それは人によって悪いところになるでしょう。虫が苦手な人は、虫の多さに驚くことになるでしょう。また、標高が高い場所(温泉地など)や東北の田舎には冬場の「雪」がついて回ります。冬の間はスタッドレスタイヤが普通というような地域は、これまで雪かきもしたことのない人にはつらいかも知れません。また車の運転も最初はかなり怖いと思います。
 それからこれは、田舎の良い面でもあり、悪い面でもあるのですが、人付き合いの距離感が全く違います。私は初対面であっても、だれそれの知り合いの○○さん?、などと声をかけられたこともあります。そうした親密な人間に関係が窮屈など感じる人もいれば、それが田舎の良さだと感じる人もいるでしょう。私は田舎の悪いと感じるところを補って余りある良さを、田舎に見出すことができたので、現在十分、田舎暮らしを楽しむことができています。あなたも田舎のデメリットを補う良さを、見つけて下さい。

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