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47都道府県中、もっとも田舎はどこだ?

 「田舎」の定義そのものは、人によって異なる場合もありますが、具体的に田舎といえばどこなのか検討してみましょう。
 まずは田舎といえば、人口密度が低く、人が少ないところ。そんなイメージも必ずあるはずですね。人口密度で見てみると、北海道、岩手県、秋田県、島根県、高知県がベスト5です。逆に人口密度がもっとも高いのは言うまでもなく東京都で、大阪府、神奈川県、埼玉県、愛知県と続きます。もちろん東京や大阪、神奈川にも「田舎」にふさわしい風景や地域はありますが、やはり北海道の手つかずの広大な土地を見ればパワー不足です。
 田舎のイメージとしては、農業や漁業など、第一次産業が盛んなところというイメージもありますね。仕事として第一次産業に就く人が多い県は、青森県、岩手県、高知県、宮崎県、鹿児島県が就業率としては高くなっています。そして最も少ないのは、こちらも東京都になっています。第一次産業は、どの都道府県でも後継者不足で下火になる一方ですが、決してなくなって欲しくない景色です。
 次に田舎は物価が安いと言われています。物価水準で比較してみましょう。物価水準が最も高いのは、神奈川県です。そして東京都が第2位となっています。逆に物価水準が低い所は沖縄県で、次に低いのは宮崎県です。
 いろいろな観点から見ていくと、最も田舎と呼ぶにふさわしい場所というのはなかなかありませんね。あなたがイメージする田舎の条件、それにあてはまるところはどこでしょうか。

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